​「春水たより232021年1月1日 より抜粋

時間の流れ

 日 常 の 今 日 も 明 日 も 同 じ 一 日 、大 晦 日 も 元 旦 も 同 じ 一 日 の は ず で す が 、 し か し 、 そ こ に は 明 確 な 違 い が あ り ま す 。

 「 時 間 」 に お け る 区 切 り や サ イ ク ル は 、 本 当 に 大 切 だ と 思 い ま す 。そ の よ う な 区 切 り が あ れ ば こ そ 、「 当 た り 前 の 一 日 は 、 け っ し て 当 た り 前 の も の で は な く 、 本 来 、 と て も 貴 重 な も の で あ る 」 と い う こ と に 気 づ く こ と が で き ま す 。や は り 人 生 の 充 実 は 、 時 の 区 切 り や サ イ ク ル を 重 ん じ る こ と で 、 も た ら さ れ る の で は な い で し ょ う か 。

 そ の 意 味 で は 、 近 年 、 と み に 「 正 月 色 」 が 薄 ま っ て き て い る の は 、 由々 し き こ と か も し れ ま せ ん 。「 一 年 の 計 は 元 旦 に あ り 」 と 申 し ま す 。 ぜ ひ 、 こ の 正 月 に 思 い を 新 た に し 、こ の 一 年 を 素 晴 ら し い も の に し て い き た い も の で す。

 

未来館年長組

 二月八日に行なう審査は入門してからの 稽古した姿勢を見ます。技の出来不出来 よりも立ち方、座り方、正座の姿勢、相 手との間合、座礼が整っているかを重視 します。単独で行なう転換、反転受け身、 膝行、正面打ちの形、後方回転受け身、 前方回転受け身、受けを相手の片手取り転換、また、座技両手取り呼吸法、正面 打ち入身投げが出来れば上出来です。

 入退場時正面に向かっての礼、出席簿 の署名、進行リーダー役、稽古が済み道 衣をたたんで終うことも出来るようになりました。審査まで丁寧に仕上げていき ましょう。帯の締め方はまだ難しいが挑戦している子もいます。もう少しですね。

 

少年部

 教わる時は、まっさらな気持ちで、まず指導者のいうこと、手本を素直に受け 入れる。疑問からはいるのではなく、まず素直に受け止めて、相手のことをよく 見て、それでうまくいかない時には初め て「なぜ出来ないのだろう」とかんがえ る。「なぜそうするにか」ばかりが先行し て、説明が多くなりすぎては稽古もなか なか進みません。あまり頭で考えず、よく見て、そのまま素直に真似をするということから入る方が、技を稽古する回数 も増え、必然的に上達へとつながる ものです。

 

成年部

 確かに一つ一つの技に、それぞれ手刀のうごかしかた、つかみ方、握り方、足の運び、 タイミングなど細かな要点はあります。それ らを最初から全て覚えて、すぐに出来るよう にするのは、簡単なことではありません。

 部分部分ではなく、まずは技の全体像と流れをつかみ取る。間合いがあって、相手の攻撃を入身・転換の体捌きを活かして捌いて相 手を崩し、呼吸力を活かして、導いて投げる、 かためる。それを繰り返しているうちに、それぞれの枝の細かなポイントが見えてくる はずです。そこを指導者がどのように行なっているか、さらによくみて、また稽古に反映 させて自分のものにしていく。そして指導者は、基本に忠実な技、そして質の高い手本を 示すために研鑽を積まなければなりません。

 教わる人は「教わる」という受け身の姿勢 ではなく、「吸収する」「学び取る」という姿 勢。そして指導者は「教える」というよりも、 良いものを「 示す」 事と、学ぶ側を「導く」事が理想です。

毎日の稽古は、新しいことを吸収するために 自分を真っ白にする時間でもあります。気持ちをあらたにして日常生活に戻っていく。普段の生活ではなかなか得られない体験です。 それが稽古する方の人生を豊かなものにしてくれるでしょう。

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